最上階の魅力と家賃相場

最上階の魅力と家賃相場

タワーマンションの最大の魅力は、展望と日照があげられます。展望を独り占めできる感覚で、何物にも代えがたい魅力です。加えて騒音も地上と比べると少なく、蚊など害虫なども上空からは侵入してきません。特に最上階は魅力を付加している場合も多く、開放感のあるリビングや使いやすいキッチンなどほかの物件と比べてもグレードの高いプランを用意しています。

一方で最上階はタワーマンションの中でも、最も家賃が高い場合が多いのがほとんどです。立地している場所にもよりますが、ほかの階層と比べても2～3割高い場合もあります。特に首都圏で、主要駅からの立地も良いとなると一気に金額は跳ね上がります。場合によっては、月数百万の家賃ということもざらです。築年数や間取りにも影響しますが、通常のタワーマンションの平均相場としては、１LDKで15万程度を目安にすると良いでしょう。階層が高ければそれだけ金額は高くなりますので、展望のメリットと家賃とをはかりにかけて選ぶと納得できると思います。

タワーマンションの家賃は上層階に行くほど高くなる

賃貸マンションを借りるとき、家賃や駅からの距離、設備などの条件を比較される人は多いといえましょう。賃料は駅から離れることで安くなり、逆に駅から近い場所の物件は賃料が高め、これに加えて築年数が新しいほど高くなりがちです。

マンションの中には高層階を持つタワーマンションもありますが、集合住宅は基本的に上に行くほど賃料が高くなるのが特徴です。そのため、高層階の賃料が下の階の倍以上になることも決して珍しくはありません。ただ、上層階に行くに従い間取りが広くなっているため、その広さが必要でなければ賃料が安い下の階の部屋を借りれば良いわけです。

タワーマンションの間取りは、単身者向けやファミリー層向け、そして富裕層向けといった具合に複数の間取りが用意されていることが多いようです。単身者向けの場合は1LDKや2LDKなどで、カップルも利用できるため新婚さんなどが借りるケースが多く、ファミリータイプでは3LDKや4LDKなどが一般的です。