物件の選び方と注意点

物件の選び方と注意点

都心に住んでいる人の中には、いつかタワーマンションに住みたいと思っている人も多くいます。タワーマンションでは独り世帯向けの物件も多く、総戸数が多いためどこかに空室があることも珍しくありません。タイミングさえ合えばあこがれていた物件に住むチャンスが巡ってくることもあります。

タワーマンションに住むときに注意すべきことが、高層階ならではのデメリットです。例えば地上に降りるのに時間がかかってしまうことや、災害時のリスクの高さが挙げられます。高層建築物では避難の際に地上だけでなく、空からも逃げられるようにヘリポートや、ホバリングして救助ができるRマークがついているものもあるので、もしものときのことを想定して部屋選びをするようにしましょう。

高層階になると地震による揺れが大きくなったり、強い風でも揺れているように感じることがあります。長期間住むとストレスになってしまうことがあるので、初めて高い建物に住むときは自分が揺れに対する耐性があるか確認しておくことも重要です。

タワーマンションを選ぶときの条件と傾向について

展望が抜群で人気を集めるタワーマンションですが、条件によって金額感が大きく違うのが特徴です。例えば高層階と低層階ではもちろん金額感は10～15%程度異なることが多い傾向になります。最上階ともなると物件の間取り自体も特別仕様であることも多く、値段は跳ね上がる傾向にあります。加えて、タワーマンションの立地についても重要な要素です。

駅から近いことや近くにスーパーなどの商業施設が立地しているなどの利便性が高いと、それだけ人気も集まるため価格が高くなる傾向にあります。最近では災害に強いこともポイントになってきました。過去、台風などの在外でマンション入り口付近が浸水し電気系統にトラブルがあったというようなニュースも世間を賑わせました。

このため、利便性と安全性がますます重要になってきているのです。とはいえ利便性は不動産価値を決めるための重要な要素であることには変わりはありません。自分見合った条件を極めることが、マンション選びの第一歩です。